捕虫シートの撮影画像から、虫の種類と数を判別するシステムを構築しています。
ディープラーニングだけでは対処できない場合を補助するコンピュータービジョンのアルゴリズムを加え、互いを補完することにより、多くの種類の虫に対して高い精度で害虫の発生具合をリアルタイムでチェックしています。
また、ディープラーニングモデルの学習には大規模な画像データを必要としますが、実際の画像データは捕獲できた虫に依存するため、虫の種類によっては十分な量が取得できない場合があります。その場合、弊社では生成モデルなどを利用した学習データ拡張を行い、可能な限りの分類を目指します。